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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『子どものすきっ歯の原因と治療法とは?放置するリスクも解説!』

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子どものすきっ歯の原因と治療法とは?放置するリスクも解説!

こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

すきっ歯の子ども

子どものすきっ歯が気になる方もいるのではないでしょうか。成長過程による一時的なものもありますが、治療が必要なケースもあります。

今回は、子どものすきっ歯の原因や治療法、放置するリスクなどについて解説します。

すきっ歯とは

すきっ歯の子ども

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある歯並びのことです。専門的には空隙歯列(くうげきしれつ)や歯間離開(しかんりかい)といいます。

子どものすきっ歯にはいくつかの原因が考えられますが、現在生えている歯が乳歯であれば、発育空隙(はついくくうげき)の可能性があります。発育空隙は、成長過程で一時的に生じるすきっ歯のことです。

お子様の年齢やすきっ歯の原因や状態などによって治療方法は異なるので、まずは詳しく検査を受けることが大切です。

子どものすきっ歯の原因

子どものすきっ歯の原因イメージ

子どものすきっ歯にはどのような原因があるのでしょうか。ここでは、7つのおもな原因について解説します。

成長過程によるもの(4~6歳)

乳歯だけの時期や乳歯と永久歯が混在している時期は、一時的にすきっ歯になることがあります。永久歯は乳歯よりもサイズが大きいため、乳歯の時期にある程度すき間がないと、永久歯がきれいになればません。

乳歯のときにすき間なくぴったりと並んでいる場合には、永久歯に生え変わったときにスペースが不足して歯並びが乱れやすいです。

先天性の歯の欠損

生まれつき永久歯が作られていない場合も、すきっ歯の原因となることがあります。通常、、永久歯が歯の下でつくられることにより乳歯の根っこが溶かされて揺れ始め、乳歯が抜けることで永久歯が生えてきます。

しかし、先天的に歯が欠損している場合には、乳歯が抜けずにそのままの状態で残ります。永久歯と乳歯が混在することにより、歯のサイズが合わずにすき間が生じるのです。

歯が生えてこない

乳歯の下で永久歯が作られているにもかかわらず、隣の歯に引っかかったり歯が真横に向かって生えたり、歯が生えてこないことがあります。中には、嚢胞といって袋状のものが内部にできていることもあります。この場合は、嚢胞を摘出しなければなりません。

なお、歯が生えてこない原因として、生まれつき歯の本数が多いことが挙げられます。特に、上の前歯で過剰歯が原因ですきっ歯になることが多いです。前歯の中央にすき間ができる正中離開という状態になります。

上唇小帯によるもの

上唇を持ち上げたときに、上唇と歯ぐきを繋いでいる紐状の部分を上唇小帯といいます。赤ちゃんの頃には太くて長く、年齢とともに細く小さくなっていくことが一般的です。

しかし、何らかの理由により退縮が進まない場合には、上唇小帯が邪魔をしてすきっ歯になることがあります。上唇小帯の影響によるすきっ歯は、成長とともに解決することもあるので経過観察となるケースが多いです。

口呼吸

通常は鼻で呼吸をおこないますが、鼻づまりやアデノイド肥大などで口呼吸が癖になっていると、口の周りの筋力が低下して歯並びに影響が出やすいです。鼻で呼吸をしているときには、舌が上顎全体に当たり、先端は上の前歯の後ろに触れます。

しかし、口呼吸をしているときには、舌が正しい位置よりも下がります。舌が歯に当たるため、出っ歯やすきっ歯の原因になるといわれています。

舌癖や指しゃぶり

前歯を舌で押すような舌癖がある場合は、すきっ歯になることがあります。また、3歳を過ぎても長時間指しゃぶりをしている場合にも、歯並びに影響が出るかもしれません。

先天的な理由などが該当しないにも関わらずすきっ歯になってしまった場合は、舌癖などがある可能性も考えられます。

歯と顎のサイズのアンバランス

歯が小さく顎が大きい場合、アンバランスによりすきっ歯になりやすいです。歯のサイズが大きくて顎が小さい場合には、十分なスペースが確保できずに叢生というガタガタとした歯並びになりやすいです。

成長期であれば顎の成長をコントロールしながら矯正をおこなうことも可能ですので、お子様の歯並びが気になるようであれば早めにご相談ください。

子どものすきっ歯をそのままにするリスク

子どものすきっ歯をそのままにするリスクイメージ

子どものすきっ歯をそのままにすると、見た目だけでなくさまざまな問題が生じることも考えられます。

コンプレックスを感じやすい

国によっては良い印象を持たれることもありますが、日本においてすきっ歯はコンプレックスに感じる方が多いです。年齢とともにコンプレックスを抱くようになり、人前で笑ったり会話したりするのが苦手になることもあります。

コミュニケーションや社会生活に影響を及ぼすこともあるため、必要であれば早めに対処してあげたほうがよいでしょう。

発音しにくくなる

すきっ歯の状態では、発音の際に歯と歯のすき間から空気が漏れやすいため、タ行やサ行などの発音が上手くできなくなることが考えられます。こちらも、コミュニケーションや社会生活に影響を及ぼすかもしれません。

子どものすきっ歯の治療法

すきっ歯をワイヤー矯正で治療している子ども

子どものすきっ歯にはどのような治療がおこなわれるのでしょうか。おもな治療法は、以下の3つです。

外科的治療

過剰歯や埋没歯がある場合には、下に埋まっている歯を取り出すために外科的治療を行います。歯茎を切開して、すきっ歯の原因になっている歯を抜歯します。

また、上唇小帯に異常がある場合にも切除が必要になるケースがあります。

矯正治療

すきっ歯に対する最も一般的な治療方法は矯正治療です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正を行うことが多いでしょう。

ワイヤー矯正は、歯の表面につけたブラケットという矯正装置にワイヤーを通して歯並びを整える方法です。マウスピース矯正では、着脱可能な透明のマウスピースを毎日装着して歯並びを整えます。

ワイヤー矯正のほうが歯を動かす力が大きくさまざまなケースに対応できますが、マウスピース矯正のほうが痛みが少ないという特徴があります。お子様の歯並びの状態によって選択する治療法は異なりますので、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみてください。

口腔筋機能訓練(MFT)

指しゃぶりや舌癖、口呼吸など何らかの癖が原因ですきっ歯になっている場合には、矯正で歯並びを整えても再び歯列が崩れる可能性が高いです。そのため、癖を治すための訓練を受けることも大切です。

MFTは、口周りの筋肉のバランスを整えたり正しい舌の位置を学習したりすることで、癖を治す訓練です。将来的に歯並びが乱れるリスクを軽減することにもつながるでしょう。

子どものすきっ歯の治療を行う際の注意点

子どものすきっ歯治療を行う際の注意点イメージ

子どものすきっ歯の治療を行う際には、いくつかの注意点があります。

痛みや違和感が出ることがある

矯正治療は歯に力をかけて歯を動かす治療なので、違和感や痛みが生じる可能性があります。矯正治療を続けると慣れていくことが多いですが、治療を続けたくないと感じる子どももいるでしょう。

外科的治療の場合も、歯茎を切開すると術後に痛みが生じます。

装着時間を管理する必要がある

マウスピース矯正で治療する場合、1日20時間以上マウスピースを着け続ける必要があります。お子様がマウスピースを外してしまわないように、保護者の方が管理することが大切です。

食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外したときには、紛失しないように必ず保管用ケースにしまっておきましょう。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

矯正治療を行う場合、その期間中は虫歯や歯周病のリスクが高まります。

ワイヤー矯正の場合は歯が磨きにくく、磨き残しが増えやすくなります。マウスピース矯正なら歯磨きは通常どおり行えますが、マウスピース着用中は唾液の自浄作用が働きにくくなるため、普段よりも虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。

いずれにしても、保護者の方が丁寧に仕上げ磨きを行う必要があります。

矯正装置が破損・変形することがある

ワイヤー矯正の装置に強い力をかけると外れることがあるため、お子様が歯ブラシでゴシゴシと強く磨いたり、矯正装置を触ったりしないように気を付ける必要があります。マウスピース矯正の場合でも、着脱の際に無理に引っ張ると変形や破損につながるでしょう。

矯正装置の正しい扱い方や歯磨き・お手入れの方法を身に着けることが大切です。

患者様の声

患者様の声イメージ

当院で治療を受けた方のお声をご紹介します。

お子さまの治療を受けている方の口コミ

子ども2人が4年程前からお世話になっています。2〜3ヶ月に1度、メンテナンスでお世話になり、上の子は1年程前から歯列矯正も始めました。

先生方はとても優しく、いつも丁寧に歯列矯正の流れについて説明してくださいますし、メンテナンスにおいてもしっかりとチェックしてくださっています。

メンテナンスの時に、毎回ガチャガチャをさせてもらえるのが子どもたちは嬉しいようで、今まで「行きたくない」と言うことなく、毎回楽しみに通っています。受付の方も親切で、院内もとても綺麗で清潔感があります。

共働きなので、土曜日も夕方まで利用できるのも助かっています。予約やキャンセル、変更はアプリでできるのも便利です。

親子で受診してくださっている方の口コミ

自身の定期検診で通っていて、娘の矯正治療も始めることにしました。納得できるまで3回もカウンセリングをしてくださって、気になる事はわかるまで説明してくれて、より良い提案もしてくれて本当に親身になってくれます。

これからの治療が楽しみです。

まとめ

すきっ歯を治療した子ども

子どものすきっ歯を放置すると、将来的にコンプレックスになったり発音がしにくくなったりすることが考えられます。できるだけ早めに対処してあげることが望ましいでしょう。

矯正方法は、お子様の歯の状態や年齢によって異なりますので、まずは歯科医院へご気軽にご相談ください。

お子さまのすきっ歯の治療を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

   奥村亮司

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