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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『入れ歯がすぐ外れるのはなぜ?原因と対処法』

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入れ歯がすぐ外れるのはなぜ?原因と対処法

こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

入れ歯のイメージ

「最近、入れ歯がよく外れる」「話している最中によくズレる」といった悩みを抱えている患者さまも少なくありません。入れ歯が外れることは、見た目や発音に影響するだけではなく、食事のしづらさや口腔内のトラブルにもつながり、日常生活の質に大きな影響を及ぼします。

入れ歯は本来、歯ぐきや口腔内の形状に合わせてしっかりと装着されるますが、さまざまな理由により安定感が失われることがあります。その原因を理解して適切に対処することが、入れ歯を快適に使用する第一歩です。

この記事では、入れ歯が外れる原因や外れやすい入れ歯を使用し続けるリスク、そして実際に外れた場合の対処法まで、詳しく解説していきます。入れ歯の使用を考えている方はもちろん、現在の入れ歯にお悩みのある方にも役立つ内容をお届けします。

入れ歯が外れる原因

入れ歯が外れる原因を説明するイメージ

入れ歯が外れる原因は、必ずしもひとつとは限りません。使用者の口腔内の状態、入れ歯自体の設計や経年劣化、日々の使い方など、さまざまな要因が絡み合っています。

以下では、特に多く見られる主な原因を挙げて解説します。

口腔内の変化による適合不良

入れ歯は、装着時の歯ぐきや顎の形に合わせて作製されます。

しかし、加齢や骨の吸収などによって歯ぐきの形は少しずつ変化していきます。特に、総入れ歯の場合、顎の骨が徐々に痩せていくと時間とともにフィット感が悪くなり、外れやすくなります。

体重の変化や体調不良による影響

急激な体重減少や慢性的な体調不良により、口腔内の粘膜や筋肉の厚みが変化することがあります。これにより、入れ歯の適合性が低下し、外れやすくなるケースがあります。特に、高齢者では、栄養状態や病気の影響を受けやすいため、定期的なチェックが重要です。

唾液の量や質の変化

唾液は、入れ歯と歯ぐきの吸着を助ける重要な役割を果たします。加齢や薬の副作用、ストレスなどで唾液の分泌量が減少すると、吸着力が弱まり入れ歯が外れやすくなります。

入れ歯の摩耗や劣化

入れ歯は、毎日の使用によってすり減ったり義歯床(入れ歯のピンク色の部分)にひびが入ったりすることがあります。摩耗や劣化が進行すると噛み合わせが悪くなり、適切な位置に収まらなくなることで外れやすくなります。

入れ歯の寿命は平均で5年程度とされていますが、使用状況によってはさらに短くなることもあります。

装着方法の誤りや使用習慣の問題

入れ歯は正しい方法で装着しなければ、本来の安定性を発揮できません。また、入れ歯専用の安定剤や接着剤を使いすぎると、逆にフィット感を損なう原因になります。さらに、食事の際に片側だけで噛むクセがあると入れ歯のバランスが崩れ、外れやすくなることもあります。

入れ歯の設計ミス

稀に、製作段階での設計ミスや精度不足によって、最初からフィット感に問題のある入れ歯が作られることもあります。このような場合、どれだけ丁寧に使用していても外れやすさを解消するのは難しく、作り直しや調整が必要になるでしょう。

外れやすい入れ歯を使用し続けるリスク

外れやすい入れ歯で咀嚼能力が低下し食欲不振になった女性

入れ歯が外れやすくなっている状態を放置して使い続けることは、単に不快なだけではなく、口腔内や全身の健康にもさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。以下では、その具体的なリスクについて詳しく解説します。

咀嚼機能が低下する

入れ歯が安定していないと、食べ物をしっかりと噛むことが難しくなります。その結果、咀嚼回数が減り、消化不良を引き起こしやすくなります。

また、硬いものや繊維質の多い野菜などを避けるようになると栄養バランスが偏りやすくなり、特に高齢者では体力や免疫力の低下を招く恐れがあります。

顎の骨や歯ぐきへのダメージが増える

ズレている入れ歯を使い続けていると歯ぐきに不均一な圧力がかかり、痛みや炎症が起こることがあります。また、部分入れ歯の場合には、残っている天然歯にも負担がかかり、歯の動揺や歯周病の進行を招く原因となることもあります。

発音や見た目に影響を及ぼす

入れ歯が安定していないと、発音が不明瞭になる、話しづらくなるといった問題も発生します。特にサ行・タ行の発音が不自然になることが多く、会話に支障が出ると人とのコミュニケーションを避けるようになります。

また、入れ歯がズレて見えることで見た目の印象も悪くなり、心理的なストレスにもつながります。

QOL(生活の質)が低下する

入れ歯が常に外れそうだという不安は、外出や人との会話に対して消極的になる要因になります。これが積み重なると、引きこもりやうつ状態を引き起こす場合もあり、QOL(生活の質)の低下につながります。

入れ歯のケアが不十分になる

外れやすい入れ歯を、慣れたからとそのまま使い続けていると、ケアや定期的な調整を怠るようになります。こうした習慣が続くと、衛生状態の悪化やさらなる適合不良の悪循環に陥るリスクが高まります。

入れ歯が外れるときの対処法

入れ歯が外れやすいので再制作するイメージ

入れ歯が頻繁に外れるようになった場合、そのまま我慢して使用し続けるのではなく、早めに対応することが大切です。ここでは、入れ歯が外れたときに実践できる具体的な対処法をいくつかご紹介します。

歯科医院での調整・再製作を検討する

入れ歯が外れたときの最も基本的かつ効果的な対処法は、かかりつけの歯科医院で入れ歯の調整を受けることです。歯科医院では、専用の材料を使って義歯床の裏側を補正するリライニングや部分的に修理するリベースといった処置が行われます。

また、入れ歯自体が著しく劣化している場合には、思い切って新しく作り直すことも検討すべきです。最新の入れ歯は、素材や技術の進歩によって装着感が向上しているものも多く、より快適に使用できる可能性があります。

入れ歯安定剤を使用する

市販の入れ歯安定剤を使うことで、一時的にフィット感を高められる場合があります。

ただし、安定剤はあくまで補助的なものに過ぎず、根本的な解決にはなりません。使用する際は用量を守り、歯科医師と相談の上で使用するようにしましょう。また、毎日の清掃をしっかり行わないと、残留物が入れ歯のフィットをさらに悪くする原因になります。

入れ歯の装着方法や使い方を見直す

入れ歯を装着する際は、上下の位置や角度を正しく合わせることが重要です。慣れていない方は無意識にズレて装着していることがあり、そのせいで外れやすくなっている場合があります。

鏡の前でゆっくりと確認しながら装着し、必要であれば歯科衛生士から正しい装着方法の指導を受けると安心です。

口腔周囲筋のトレーニングをする

入れ歯を支える口元の筋肉が衰えると、入れ歯がズレやすくなります。唇や頬、舌の筋肉を鍛えるトレーニングを日常的に行うことで、入れ歯の安定性が向上します。歯科医師の指導のもと、簡単な体操から始めると良いでしょう。

定期的にメンテナンスを受ける

天然の歯と同様、入れ歯も定期的なメンテナンスが必要です。半年から1年に一度は歯科医院で入れ歯の状態を確認し、必要な調整を受けるようにしましょう。メンテナンスは、外れる原因を早期に見つけることにもつながり、快適な使用を維持するためには欠かせません。

患者様の声

患者の声のイメージ

ここでは、当院で治療を受けた方のお声をご紹介します。

口コミ

先生の知識が豊富であらゆる症状に的確に対応して下さいます。スタッフの方も親切で安心してお任せできます。こちらで診察して頂くようになって、歯の心配が無くなりました。

口コミ

とにかく清潔感あり、先生の腕前は申し分ありません。作業が早いし、丁寧に説明があるのが、嬉しい。歯科衛生士の方々もテキパキ動き、手際良い感じ。

気持ちよく受診させて頂きました。

まとめ

適切な手入れをした入れ歯で食事を楽しむ男女

入れ歯が外れるという悩みは、入れ歯を使用している多くの方が一度は経験する問題です。主な原因としては、歯ぐきや顎の変化、入れ歯の摩耗、装着方法の誤り、さらには設計上の問題などが挙げられます。

こうした原因を放置したまま入れ歯を使用し続けると、咀嚼機能の低下による栄養不足や顎へのダメージ、発音障害など、日常生活にさまざまな支障をきたすことになります。そのため、入れ歯が外れるようになったと感じた時点で、速やかに歯科医院を受診することが大切です。

快適で安心な入れ歯生活を送るためには、日頃からの観察と正しい知識、そして歯科医師との連携が欠かせません。小さな違和感を見過ごさず、適切に対応することが、健康な毎日を守る第一歩となるでしょう。

入れ番治療を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

当院は、0歳から100歳まで家族みんなで安心して通える歯医者を目指して診療を行っています。小児矯正・小児歯科や成人矯正、虫歯・歯周病治療やマタニティ歯科など、さまざまな分野に力を入れています。

当院のホームページはこちらWEB予約LINEの予約相談なども受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

奥村亮司

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