こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。
歯並びを治したいと思ったとき、まず気になるのは「歯並びを治す費用は結局いくらかかるのか」「装置代以外に追加料金はあるのか」という点ではないでしょうか。
矯正は見た目の改善だけでなく、虫歯や歯周病、噛み合わせの負担にも関わるため、後回しにせず総額を把握して検討することが大切です。
この記事では、4種類の矯正方法の費用相場、装置代以外の内訳、保険適用や医療費控除、負担を抑えるコツについて分かりやすく解説します。
自分に合った方法で賢く治療を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
歯並びを悪いままにするリスク
歯並びの悩みは見た目だけの問題と思われがちですが、実は虫歯や噛み合わせなど、健康面にも影響することがあります。放置で起こりやすい変化を整理します。
虫歯と歯周病のリスク増加
歯が重なっていたりねじれていたりすると、歯ブラシの毛先が届きにくい場所が増えます。その結果、磨き残しがたまりやすくなり、虫歯や歯ぐきの病気が進みやすくなることがあります。
さらに、歯並びの影響で口が閉じにくく口呼吸が増えると、口の中が乾きやすくなり、細菌が増えやすい環境になってしまう場合があります。
噛み合わせの乱れと体への負担
歯並びが乱れると上下の歯がうまく当たらず、片側だけで噛む癖がついたり、噛む力が十分に伝わらなかったりすることがあります。よく噛めない状態が続くと、食べ物を細かくしにくくなり、胃腸に負担がかかることもあります。
また、噛む回数が減ると唾液が出にくくなり、口の中の自浄作用が弱まって虫歯や歯周病のリスクが上がることもあります。
口臭の原因
歯並びが悪いと、歯と歯のすき間や重なり部分に汚れが残りやすくなります。残った汚れは細菌のえさになり、においの原因になることがあります。加えて、噛み合わせの問題や口呼吸で口が乾くと、においが強く感じられる場合もあります。
見た目のコンプレックス
前歯のガタつき、すきっ歯、出っ歯などは、写真や会話の場面で気になりやすく、笑うときに口元を隠したくなる方もいます。見た目の悩みが続くと、人前で話すことや笑うことにストレスを感じることもあるため、気持ちの負担として無視できません。
顎関節への負担
噛み合わせがずれていると、顎の関節や筋肉に偏った力がかかりやすくなります。口を開けたときに音が鳴る、顎がだるい、開けにくいといった症状がある場合、顎関節症の可能性も考えられます。顎関節症は原因が一つとは限りませんが、噛み合わせの改善が役立つケースもあります。
発音のしづらさ
歯並びや噛み合わせの影響で口が閉じにくいと、息が漏れて発音が不明瞭になることがあります。特にサ行やタ行が言いにくいと感じる方もおり、会話への自信に影響する場合があります。
歯並びの矯正方法と費用
歯並びを治す費用は、どの装置を使うか、前歯だけか全体かで大きく変わります。ここでは代表的な矯正方法と、一般的な費用相場を紹介します。
表側矯正(ワイヤー)
歯の表側に小さな装置を付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす方法です。昔から行われている治療で、幅広い歯並びに対応しやすいのが特徴です。
費用相場は前歯などの部分矯正で30万円から60万円程度、奥歯を含めた全体矯正で60万円から100万円程度が目安になります。装置が見えやすい点が気になる場合は、白いワイヤーや目立ちにくい素材の装置を選べることもありますが、その分費用が上がることがあります。
裏側矯正(ワイヤー)
歯の裏側に装置を付けるワイヤー矯正です。正面から見えにくい点が大きなメリットですが、装置の設計や調整に高い技術が必要になりやすく、費用も高めになる傾向があります。
費用相場は部分矯正で40万円から70万円程度、全体矯正で100万円から150万円程度が目安です。医院によっては対応していない場合もあるため、事前確認が大切です。
ハーフリンガル矯正(ワイヤー)
上の歯は裏側、下の歯は表側というように、見えやすい上の歯だけ裏側にする方法です。裏側矯正ほど費用を上げずに、見た目の目立ちにくさも狙えるのが特徴です。
費用相場は部分矯正で30万円から70万円程度、全体矯正で80万円から130万円程度が目安になります。上下で装置が異なるため、治療経験がある医院で相談すると安心です。
マウスピース矯正
透明なマウスピースを決められた時間装着し、少しずつ形の違うマウスピースに交換しながら歯を動かす方法です。見た目が目立ちにくく、食事や歯みがきのときに外せる点がメリットです。
費用相場は部分矯正で20万円から60万円程度、全体矯正で60万円から100万円程度が目安になります。
ただし、マウスピースは基本的に一日20時間から22時間程度の装着を前提に計画されるため、装着時間が不足すると予定通りに進まないことがあります。また、歯並びの乱れが大きい場合や噛み合わせの調整が難しい場合は、ワイヤー矯正が向くケースもあります。
矯正費用の内訳と総額が変わるポイント

「装置代が60万円と聞いたのに、最終的にもっとかかった」という不安は少なくありません。矯正は装置以外の費用も関わるため、総額の見方を押さえておくことが大切です。
初診相談と精密検査の費用
矯正を始める前には、口の中の診察に加えて、レントゲン撮影や歯型取り、写真撮影などで状態を詳しく調べます。この検査結果をもとに治療計画を立てるため、検査と診断の費用が別に設定されている医院もあります。
金額は医院により差があるため、相談時に「検査と診断はいくらか」「契約前に必要な支払いはいくらか」を確認すると安心です。
矯正装置の費用と追加オプションの影響
同じワイヤー矯正でも、金属の装置か目立ちにくい素材かで費用が変わることがあります。
裏側矯正やハーフリンガル矯正は装置の作製や調整が複雑になりやすく、費用が高くなる傾向があります。マウスピース矯正も、動かす歯の範囲や必要なマウスピースの枚数によって総額が変わる場合があります。
通院ごとの調整料と管理料
矯正中は定期的に通院し、ワイヤーの調整や歯の動きの確認を行います。医院によっては、毎回の通院で調整料がかかることがあります。
反対に、最初に治療全体の費用をまとめて提示し、通院の調整料を含める料金体系の医院もあります。どちらが良いかは一概に言えませんが、家計管理のしやすさは大きく変わります。
矯正後の保定装置と保定期間の費用
歯が動き終わった後は、後戻りを防ぐために保定装置を使う期間が必要です。保定装置はリテーナーとも呼ばれ、作製費用が別になる場合があります。
また、保定期間中も経過観察の通院が必要になることが多いため、その診察費が含まれるかどうかも確認ポイントです。
抜歯や虫歯治療などの前処置の費用
歯並びの状態によっては、スペースを作るために抜歯が必要になることがあります。また、矯正前に虫歯や歯周病の治療、クリーニングを行う場合もあります。
これらは矯正費用とは別枠になることがあるため、見積もりの段階で「矯正以外に必要な治療があるか」を聞いておくと総額のズレを減らせます。
歯並びの矯正は保険適用・医療費控除の対象になる?
矯正は高額になりやすいため、保険が使えるのか、税金の負担が軽くなるのかは大切なポイントです。適用条件には決まりがあるため、基本を押さえておきましょう。
保険適用について
歯並びを整える矯正治療は、基本的には自由診療となり、健康保険の対象外になることが一般的です。
ただし、噛み合わせの異常が病気として扱われる場合や、顎の骨の問題が関わる場合、先天的な病気が原因で噛み合わせに大きな問題がある場合などは、保険適用になることがあります。
どのケースに当てはまるかは診断が必要なので、自己判断せず歯科医院で確認することが大切です。
医療費控除について
保険が使えない場合でも、治療目的の矯正であれば医療費控除の対象になることがあります。医療費控除は、その年に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告で税金の一部が戻る可能性がある制度です。
矯正が医療費控除の対象になるかどうかは、見た目を良くすることだけが目的か、噛み合わせなど機能面の改善が目的かで判断されることがあります。
対象になるか不安な場合は、治療前に歯科医師へ相談し、必要に応じて書類や領収書を保管しておくと安心です。
歯並びの矯正費用を安くおさえる方法
歯並びを治す費用は決して安くありませんが、考え方次第で負担を減らせることがあります。ここでは「安さだけで選んで後悔しない」ための現実的な工夫を紹介します。
部分矯正という選択肢
前歯の見た目だけが気になる場合などは、部分矯正で対応できることがあります。動かす範囲が小さい分、全体矯正より費用が抑えられ、期間も短くなる可能性があります。
ただし、部分矯正は噛み合わせ全体の調整が難しいことがあり、症例によっては適さない場合があります。見た目だけ整えても噛みにくさが残る可能性があるため、適応は歯科医師の診断が重要です。
装置選びによる費用差
同じワイヤー矯正でも、表側矯正は比較的費用が抑えやすい傾向があります。見た目を重視して目立ちにくい素材を選ぶと追加費用がかかることがあるため、優先順位を整理して決めると納得しやすくなります。
また、歯並びの乱れが軽い場合は、マウスピース矯正で費用や期間が抑えられるケースもありますが、すべての歯並びに向くわけではありません。
保険適用されるか確認をする
基本は自由診療でも、条件によっては保険が使える場合があります。費用面で不安が強い方ほど、早めに歯科医院で相談し、適用の可能性があるか確認することが大切です。
トータルの費用を提示している歯科医院を選ぶ
矯正は装置代だけでなく、通院ごとの調整料や保定装置の費用が関わることがあります。治療全体の費用をまとめて提示する医院もあれば、通院のたびに費用が発生する医院もあります。
最初の見積もりが安く見えても、通院回数が増えると総額が上がることがあるため、契約前に「総額の目安」と「追加費用が発生する条件」を確認しておくと安心です。
支払い方法を工夫する
一括が難しい場合は、デンタルローンやクレジットカードの分割、医院独自の分割などで月々の負担を調整できることがあります。分割には手数料や審査が関わる場合があるため、月々の支払い額だけでなく、最終的な総支払額も確認して選ぶことが大切です。
患者様の声
マウスピース矯正でお世話になっています。すばらしい歯医者さんで、父やおばさん、友達にも当院を紹介してしまうほどです。痛いことが苦手で、なかなか歯医者さんに行けないタイプの人間でしたが、主治医の杉本先生と歯科衛生士の猪嶋先生の「痛くない治療」のおかげで、2年間通うことができています。
先生方は、私が痛みに弱いことを理解してくださいます。そのため、丁寧な声かけをしながら治療してくださり、表面麻酔等取り入れて痛みの少ない治療法をご検討くださいます。おかげさまで、親知らず2本を抜くことができましたし、歯並びもきれいに揃ってきました。
予約が取りづらくなると思うとおすすめしたくない気持ちもありますが、痛いのが苦手な方に本当におすすめの歯医者さんです。
インビザラインの矯正を行うために、最新の機器が揃っているとのことで決めました。歯の状態を見て的確な治療をしてくださるので信頼しています。院内がきれいで通いやすいです。
まとめ
歯並びを悪いままにしておくと、磨き残しが増えて虫歯や歯周病につながりやすくなったり、噛み合わせの乱れから顎に負担がかかったりすることがあります。見た目の悩みだけでなく、健康面の理由で治療を検討する方も少なくありません。
歯並びを治す方法には、表側矯正や裏側矯正、ハーフリンガル矯正といったワイヤー矯正、そして透明で目立ちにくいマウスピース矯正があります。
費用相場は部分矯正で20万円から70万円程度、全体矯正で60万円から150万円程度が目安ですが、検査料や通院の調整料、保定装置などが別にかかる場合もあるため、総額の確認が重要です。
費用を抑えたい場合は、部分矯正の適応があるか、装置の選び方で差が出るか、保険適用や医療費控除の可能性があるかを、治療前に相談しておくと安心です。
歯並びの状態によって最適な方法は変わるため、まずは歯科医院でお口の状態を確認し、見積もりと治療計画を比較しながら検討しましょう。
歯の矯正を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。
当院は、0歳から100歳まで家族みんなで安心して通える歯医者を目指して診療を行っています。小児矯正・小児歯科や成人矯正、虫歯・歯周病治療やマタニティ歯科など、さまざまな分野に力を入れています。
当院のホームページはこちら、WEB予約・LINEの予約相談なども受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
奥村亮司



















