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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『インビザラインで治療できない症例とは?代替の治療法も解説!』

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インビザラインで治療できない症例とは?代替の治療法も解説!

こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

インビザラインについて考える人

透明なマウスピースを使用して歯並びを整えるインビザライン治療ですが、治療できない症例がいくつか存在します。インビザラインで治療できない症例であっても、ほかの治療方法で歯並びを整えることは可能なため、歯列矯正を諦める必要はありません。

今回は、インビザライン治療のメリット・デメリットや治療できない症例を解説します。インビザライン治療の代替の治療方法もご紹介しますので、歯列矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザライン治療を受ける人

インビザラインとは、取り外し可能な透明のマウスピースを使用する、歯列矯正の方法の一つです。マウスピースは透明で薄いため、目立たず快適に使用できることが特徴でしょう。

マウスピースを使用した歯列矯正はほかにもありますが、インビザラインは歯科先進国アメリカのアライン・テクノロジー社が開発し、世界100か国以上で多くの患者様に使用されています。世界中で実績がある、マウスピース矯正のパイオニアといえるでしょう。

インビザラインのメリット

インビザラインのメリットイメージ

インビザラインの主なメリットを、5つご紹介します。

矯正装置が目立たない

インビザラインは、薄く透明なマウスピースを使用するため、見た目を気にすることなく歯列矯正を受けられます。従来の歯列矯正の主流であったワイヤー矯正は目立ちやすく、見た目が気になり矯正治療に踏み出せない方も多かったのではないでしょうか。

インビザラインは、近くで見てもマウスピースを装着していることがわかりにくいです。人前でも口元を気にせず会話を楽しむことができます。

食事や口腔ケアがしやすい

インビザラインは、ご自身で簡単に取り外しが可能です。

ワイヤー矯正はご自身で取り外せないため、食べ物が詰まりやすいです。歯磨きで装置のすき間まできれいに磨くことが難しいなど、デメリットがあります。

インビザラインは、食事や歯磨きの際は取り外すため、ふだんどおりに食事を楽しめるでしょう。歯磨きやフロスもしやすく口腔ケアをしっかり行えるので、虫歯になりにくいことがメリットです。

痛みが少ない

ワイヤー矯正では、金具やワイヤーがお口の中を傷つけることがあります。口内炎や傷の痛みでストレスを感じることもあるでしょう。また、強い力を加えるため歯が動く痛みを感じやすいです。

インビザラインは金具やワイヤーの凸凹がなく、薄くなめらかな素材のため、お口の中を傷つける心配が少ないです。歯を動かす力がマウスピース全体に分散されるため、歯が動く痛みも生じにくいでしょう。

治療期間や治療結果が事前にわかる

インビザラインは、治療を始める前に口腔内の情報を3Dスキャナーで採取し、治療計画のシミュレーションを行います。最終的に目指す歯並びまでの歯の動きをコンピュータで確認することができるので、治療期間や治療結果を治療開始前に確認可能です。

通院回数が少ない

インビザラインは、最初に一度スキャナーで歯の型取りを行えば、治療が完了するまでに使用するマウスピースをすべて作製できます。マウスピースの交換は決められた期間ごとに患者様ご自身で行うため、通院回数が少ないです。

ワイヤー矯正では、ワイヤーの調整のために月に1回の通院が必要ですが、インビザラインでは2~3か月に1回の通院が一般的です。

インビザラインのデメリット

インビザラインのデメリットイメージ

インビザラインの主なデメリットを、2つご紹介します。

自己管理が必要である

インビザラインは自由に取り外しができるからこそ、自己管理が非常に大切です。ワイヤー矯正は装置が固定されているため、月に一度きちんと通院していれば、歯が動かない心配はありません。

インビザラインは、基本的に食事や歯磨きをするとき以外の時間は装着する必要があります。具体的には、1日20〜22時間の装着が推奨されています。装着時間が短い場合、計画どおりに歯が動きません。

取り外しが可能なことはメリットですが、自己管理ができない場合はデメリットとなるでしょう。

治療できない症例がある

インビザラインは、ほかのマウスピース矯正に比べて対応できる症例が多いとされています。

しかし、治療できない症例もあります。インビザラインは、歯を大きく移動させる症例には適していません。

歯の移動距離が長くなる抜歯が必要な症例は、治療できない可能性があります。歯並びの乱れが大きい場合や、骨格に問題がある場合は、インビザラインで治療できないケースがあるのです。

基本的に、インビザラインは歯並びの乱れが軽度の場合に適した治療方法といえるでしょう。インビザラインで治療が可能かどうかは、治療前の検査で診断します。

インビザラインで治療できない症例

叢生のイメージ

インビザラインで治療できない症例は、主に以下の4つです。

重度の出っ歯や受け口である

重度の出っ歯や受け口は、骨格に問題がある場合が多いです。軽度の出っ歯や受け口の場合は、抜歯などで歯を並べるスペースを確保できれば、歯を後ろへ引っ込めることで問題が解消されます。

しかし、骨格に問題がある重度の出っ歯や受け口の場合は、歯を移動させるだけでは改善できません。軽度の出っ歯や受け口の場合でも、抜歯が必要で歯を大きく移動させる必要がある症例は、インビザラインで治療できないことがあります。

重度の乱ぐい歯(叢生)である

乱ぐい歯(叢生)とは、ガタガタした歯並びのことです。複数の歯が重なり合っている乱ぐい歯は、歯が並ぶスペースが足りていないことが原因です。

スペースが足りない場合は抜歯を行い、歯を並べるスペースを確保しなければなりません。抜歯したスペースに前後の歯を大きく移動させる必要があるため、インビザラインでは治療できないでしょう。

歯周病が進行している

歯周病とは、歯を支えている骨が溶かされる病気です。虫歯と同じように、歯のお手入れ不足によって歯周病菌が増殖することで引き起こされます。

歯周病が進行すると歯がグラつき、最終的には抜け落ちます。インビザライン治療で歯周病が進行した歯に力を加えると、歯が力に耐えられずに抜け落ちる可能性が高いです。

歯周病が進行している場合は、インビザラインだけでなく、すべての歯列矯正を行うことができないでしょう。

インプラント治療をしている

インプラントは、何らかの理由で歯を失った場所に人工歯根を埋め込み、歯を補う治療方法です。

歯列矯正では、歯の根を覆っている歯根膜に力を加えることで、歯根膜を伸び縮みさせて歯を動かします。歯根膜は天然歯にしか存在しないため、インプラントは動かせないのです。

インビザラインに限らず、歯列矯正でインプラントを動かすことはできません。インプラントを埋入している歯が奥歯などの場合は、インビザライン治療に影響しないため治療が可能なケースもあります。

インビザラインでの治療が向かない方

インビザラインが向かないイメージ

インビザラインで治療が可能な症例でも、インビザラインでの治療が向かない方がいます。

以下の特徴に当てはまる方は、ほかの矯正方法が向いているでしょう。

マウスピースの装着時間を守れない

インビザラインでは1日20〜22時間マウスピースを装着することが推奨されており、装着時間を守れない場合は適切な治療効果を得られません。基本的に、食事と歯磨きをする時間以外はマウスピースを装着する必要があります。

仕事や何らかの理由で装着時間を守れない可能性がある場合は、インビザラインでの治療は向かないでしょう。

マウスピースの自己管理ができない

インビザライン治療では、1~2週間に一度のペースで歯並びの段階に合った新しいマウスピースに交換します。マウスピースを決められた期間に正しい順番で交換する必要があるのです。

通院回数が少ない代わりに、マウスピースの自己管理が非常に重要です。

交換することを忘れる、順番を守れないなど、マウスピースを正しく扱えないと治療が予定どおりに進まないため、インビザラインでの治療は向きません。

インビザラインで治療できない場合はどうしたらいい?

ワイヤー矯正の模型

インビザラインで治療できない場合は、以下の2つの治療法を検討しましょう。

ワイヤー矯正

昔から主流のワイヤー矯正は、インビザラインでは対応できない症例を含めた多くの症例に対応可能です。一般的な歯列矯正として多くの実績があるため、インビザラインでは治療できないと判断された歯並びの方でも治療できる可能性があります。

装置が目立つデメリットがありますが、近年では透明のブラケットや白いワイヤーなどを使用した、目立ちにくいワイヤー矯正を選択できる歯科医院が増えています。

また、矯正装置を歯の裏側に装着する裏側矯正は、正面からは矯正装置が見えません。見た目を気にする方に適しています。

ただし、裏側矯正は費用が高額になる、痛みが出やすいなどのデメリットがあるため、理解して選択する必要があるでしょう。

インビザラインとワイヤー矯正の併用

インビザラインだけでは治療できない症例でも、ワイヤー矯正と併用することで治療できる場合があります。ワイヤー矯正で大きく歯を動かし、最終的な微調整はインビザラインで行う方法です。

歯を大きく移動することを苦手とするインビザラインのデメリットをワイヤー矯正で補う治療方法であり、装置が目立つワイヤー矯正の期間を短くできるメリットがあります。インビザラインとワイヤー矯正を併用できるかどうかは、歯科医院に確認しましょう。

患者様の声

患者様の口コミ

矯正でお世話になっております。ほかの歯医者さんでは、ワイヤー矯正しかできないと言われましたが、ライフ歯科さんでは、大丈夫です!マウスピース矯正できますよ!と心強いお言葉をいただき、ライフ歯科さんで矯正をすることに決めました。ちょっとした疑問や不安にも、丁寧に対応してくださり、安心できる矯正歯科さんです。受付の方や、ほかのスタッフの方も、感じのいい方が多く、オススメできる歯医者さんです。

インビザライン矯正で3年ほど通いました。どこに行っても抜歯しなければ受けられないところでしたが、こちらでは抜歯なしで対応していただけるとのことでしたので、お値段は正直高かったですが、通うことに決めました。歯並びもきれいになってとても満足です。

まとめ

インビザラインのマウスピース

インビザラインには治療できない症例がいくつかありますが、歯科医院によって対応できる症例は異なります。インビザラインで治療できないと診断された方でも、ほかの歯科医院ではインビザラインで治療できるケースもあるでしょう。

また、インビザラインで治療できない症例でも、ほかの方法で歯列矯正を行うことは可能です。インビザラインや歯列矯正を検討している方は、一度歯科医院で相談するとよいでしょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

奥村亮司

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