こどもの歯並びをきれいに!小児矯正の種類と流れや費用など知っておきたい基礎知識
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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『こどもの歯並びをきれいに!小児矯正の種類と流れや費用など知っておきたい基礎知識』

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こどもの歯並びをきれいに!小児矯正の種類と流れや費用など知っておきたい基礎知識

こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

歯科医院で鏡で自分の歯を見る少女

お子さまの歯並びが気になって「いつ相談すればいいの?」「費用はいくらかかる?」と不安を感じていませんか。

成長期に行う矯正治療は、タイミングを逃すと治療期間が長引いたり、将来的に健康な歯を抜かなければならなくなったりする恐れがあります。

早めに正しい知識を持ち、お子さまに合った準備を始めることは、一生ものの健やかな歯を守る第一歩です。この記事では、小児矯正を始めるベストなタイミングや装置の種類、期間と費用の相場、そして後悔しない歯科医院選びのポイントまでを分かりやすく解説します。

お子さまにぴったりの治療法を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

こどもの歯並びが悪くなる主な原因

頬杖をついて笑う髪の長い少女

歯並びは「歯の大きさ」だけで決まるわけではありません。あごの成長や日々の癖が重なることで、少しずつズレが目立つことがあります。

遺伝の影響

歯の大きさや形、あごの大きさは体質として受け継がれやすく、歯が並ぶスペースが足りないとガタガタになりやすくなります。

また上下のあごのバランスが影響して、出っ歯や受け口のような噛み合わせになりやすいケースもあります。特に受け口は遺伝の影響が関係することがあるため、家族に同じ噛み合わせの方がいる場合は早めの相談が安心です。

乳歯の虫歯の影響

乳歯は永久歯よりやわらかく、虫歯が進みやすい特徴があります。虫歯が大きくなると、噛む力のバランスが崩れたり、痛みで片側ばかりで噛む癖がついたりして、あごの成長や歯の生え方に影響することがあります。

さらに、虫歯が深くなって炎症が強い場合には、これから生えてくる永久歯の位置や状態に影響する可能性もあるため、「乳歯はいずれ抜けるから」と放置せず治療することが大切です。

生活習慣とお口の癖の影響

指しゃぶりや舌で前歯を押す癖、頬杖、うつ伏せ寝のような姿勢の癖は、歯やあごにじわじわ力がかかり、歯並びや噛み合わせを変えてしまうことがあります。

加えて、口がぽかんと開きやすい、口呼吸が多いといった状態が続くと、唇やほほ、舌の筋肉のバランスが崩れ、歯が並ぶ環境に影響しやすくなります。

歯並びの治療とあわせて、こうした癖を見直すことが再発予防にもつながります。

小児矯正のメリット・デメリット

つられたMERITとDEMERITのメモ

小児矯正には、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に行う1期治療と、永久歯が生え揃ってから行う2期治療があります。小児矯正を行うメリット・デメリットを解説します。

メリット

小児矯正を行うメリットは、以下の5つです。

顎のバランスが整う

小児矯正、特に1期治療の目的は、顎の成長を促し、永久歯が生える土台を整えることです。

歯並びが悪くなる原因は、顎のバランスが悪いことが挙げられます。特に、出っ歯や受け口は、上下の顎のバランスが悪いことが原因の場合が多いです。

こどもの頃に小児矯正を始めることで、顎の成長を促し、上下の顎のバランスを整えられるでしょう。

永久歯を抜かなくても矯正治療できる

ガタガタした歯並びの場合、大人になってから矯正治療を行うと、抜歯することが多いです。小児矯正を受けなくても、大人になってから矯正治療を受けることで歯並びは整いますが、健康な歯を抜くことに抵抗がある方も多いでしょう。

こどもの頃に小児矯正を受けることで、永久歯が生えるスペースを確保できるため、抜歯しなくてもよい可能性が上がります。

虫歯や歯周病のリスクが下がる

歯並びが悪いと汚れが溜まりやすいため、きれいな歯並びに比べると虫歯や歯周病になるリスクが高いです。小児矯正で歯並びを整えることで、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防に効果があるでしょう。

また、小児矯正を行えば、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることができます。虫歯や歯周病の予防につながるでしょう。

悪癖を改善できる

矯正治療で歯並びがよくなっても、悪癖が改善できなければまた歯並びが悪くなるかもしれません。小児矯正では、悪癖の改善のためにMFT(口腔機能訓練)を行います。

MFTとは、正しい舌の位置や食べ物の飲み込み方を学ぶトレーニングのことで、口呼吸の改善などが期待できます。こどもの頃にMFTを受けることで悪癖を改善し、小児矯正が終わったあとの後戻りを予防できるでしょう。

2期治療を短縮できる

1期治療で顎の成長をコントロールし、永久歯が生えるスペースを確保することで、永久歯の歯並びを整える2期治療を短縮できます。2期治療の必要がなくなるケースもあります。適切な時期に小児矯正を始めることで、治療期間や費用を抑えられるでしょう。

デメリット

小児矯正のデメリットは、以下の3つです。

治療期間が長くなることがある

小児矯正は、1期治療と2期治療を併せて行うのが一般的です。1期治療で顎の成長をコントロールしたあと、永久歯への生えかわりや顎の成長を待つ期間が必要です。

個人差はありますが、顎が成長するのは15歳頃までなので、全体の治療期間は長くなるでしょう。

お子さまの努力が必要になる

小児矯正では、取り外しできる矯正装置を使うことが多いため、こどもが矯正治療に前向きでない場合、うまく治療がすすみません。お子さま自身の努力のみならず、ご家族や歯科医師、歯科衛生士など、周りのサポートが欠かせません。

再治療が必要になることがある

矯正治療後、想定よりも顎が成長する場合や、想定よりも成長せず骨格的な問題が改善できなかった場合、再治療が必要になることがあります。特に受け口の場合は、大人になってから外科治療が必要になることもあります。

小児矯正で使う装置の種類

顎に手を当てて考え込む男の子

小児矯正の装置は、お子さまの歯並びやあごの成長、生活スタイルに合わせて選びます。見た目だけでなく、使い方や通院のしやすさも大切な判断材料です。

取り外しできる装置(可撤式矯正装置)

可撤式(かてつしき)矯正装置は、プレートのような形の装置やマウスピースのような装置が代表的です。食事や歯みがきのときに外せるため、普段どおりにケアしやすく、清潔を保ちやすい点がメリットです。

一方で、決められた時間つけないと効果が出にくくなります。つけ忘れが続くと治療が予定より長引くことがあるため、生活の中で装着を習慣化する工夫が必要です。

歯に固定する装置(固定式矯正装置)

固定式矯正装置は、歯やあごの幅を広げる目的で使われることがあります。取り外し式よりも力が安定しやすい反面、つけ始めは違和感や痛みを感じることがあります。

ただ、多くは数日から数週間で慣れていくことが一般的です。

固定しているため、装置が外れたり壊れたりした場合は早めの受診が必要です。また、歯みがきが難しくなりやすいので、磨き方の練習や定期的なクリーニングが重要になります。

お口の外に装着する装置(顎外固定装置)

顎外(がくがい)固定装置は、お口の外から力をかけてあごの成長をコントロールする目的で用いられます。家にいる時間や就寝時など、決められた時間の装着が必要になることが多く、慣れるまでは違和感や蒸れが気になる場合があります。

このタイプは着脱の管理が治療結果に直結しやすいため、保護者の方が声かけをしたり、装着を手伝ったりするサポートが大切です。

小児矯正を始めるタイミング

悩んでいる子供

「いつから始めればいいのか」は、保護者の方が一番悩みやすいポイントです。目安はありますが、歯並びのタイプによって適切な時期は変わります。

相談の目安となる年齢

小児矯正の相談は、6歳から7歳頃がひとつの目安とされています。ちょうど前歯が永久歯に生え変わり始め、あごの成長も活発な時期のため、永久歯が並ぶスペースづくりを考えやすいからです。

歯が並ぶ場所が足りないことが歯並びの乱れにつながるケースは多く、早めに土台を整えることで将来の治療の負担が軽くなる可能性があります。

年齢の目安より早い段階でも、受け口の傾向がある場合や、指しゃぶりや口呼吸などの癖が強い場合は、早めのチェックが役立つことがあります。

乳歯の段階で噛み合わせのズレが大きいと、成長に影響することがあるためです。

歯科医院に慣れるための通院

矯正の検査では、お口の中の診察だけでなくレントゲン撮影なども行うことがあります。

歯科が苦手なお子さまは緊張しやすいので、いきなり矯正を始めるのではなく、定期検診やクリーニングで通院に慣れておくとスムーズです。

小児矯正の一般的な流れ

宙に浮かぶSTEPを指差す子供の手

小児矯正は「相談してすぐ装置」というより、検査と計画を丁寧に行ってから始まるのが一般的です。全体像を知っておくと、通院のイメージがつきやすくなります。

カウンセリングの内容

最初はカウンセリングで、今気になっている点やご希望を整理します。そのうえで、考えられる治療の方向性、使う装置の候補、通院頻度の目安、費用の考え方などの説明を受けます。

まだ迷っている段階でも、相談だけで状況がはっきりすることは多いです。

精密検査の内容

治療が必要かどうか、どの方法が合うかを判断するために検査を行います。お口の中のチェックに加えて、写真撮影やレントゲン撮影、歯型の採取などを行い、歯の位置だけでなく、あごの成長や噛み合わせの状態も確認します。

診断と治療計画

検査結果をもとに、お子さまに合った治療計画を立てます。ここでは、いつ頃から始めるのが良いか、どの装置をどのくらい使うか、1期治療と2期治療が必要かどうか、期間と費用の見通しなどを具体的に確認します。

分からない点は遠慮せず質問し、納得してから進めることが大切です。

1期治療

1期治療では、永久歯が生えるための土台づくりを意識して進めます。装置であごの幅を整えたり、噛み合わせのズレを改善したりしながら、必要に応じてMFTのようなお口のトレーニングで癖の改善も目指します。

通院はおおむね月に一回程度が目安になります。

観察期間の役割

1期治療が一区切りついたら、永久歯への生え変わりや成長を見守る期間に入ることがあります。

この期間も放置ではなく、数か月に一度の受診で歯並びや虫歯のチェックを行い、必要があれば早めに対応します。

2期治療

永久歯が生えそろい、あごの成長がある程度落ち着いてきたら、歯並びを細かく整える2期治療に進みます。通院頻度は月に一回程度が一般的です。

1期治療をしていてもスペースが足りない場合は、状況に応じて抜歯が検討されることもあります。

保定期間の重要性

矯正で歯並びが整ったあとも、歯は元の位置に戻ろうとすることがあります。そのため、後戻りを防ぐための保定期間が必要です。

最初は月に一回程度で確認し、問題がなければ3か月、半年と間隔をあけていくことが多く、同時にクリーニングや虫歯チェックも行います。

小児矯正にかかる期間の目安

緑色の机に置かれたカレンダーと目覚まし時計

小児矯正は、成長に合わせて進めるため、同じ装置でも期間に個人差が出やすい治療です。あらかじめ目安を知っておくと、通院計画が立てやすくなります。

1期治療の期間目安

1期治療はおおむね1年から3年程度が目安です。歯並びの乱れが軽い場合や、装置の使用が安定している場合は一年ほどで一区切りつくこともあります。

2期治療の期間目安

2期治療もおおむね1年から3年程度が目安です。歯の動きやすさ、噛み合わせの調整量、装置の種類などで期間が変わります。

期間が変わりやすいポイント

治療期間は、歯並びの状態だけでなく、成長のスピードや装置の使用状況、口呼吸や舌の癖などの影響も受けます。正確な見通しは検査と診断のあとに示されるため、具体的に知りたい場合は歯科医院で確認するのが確実です。

小児矯正にかかる費用の目安

貯金箱と電卓と歯ブラシ

小児矯正は自由診療のことが多く、費用は歯科医院や治療内容によって幅があります。ここでは一般的な目安と、確認しておきたい考え方を整理します。

1期治療の費用目安

1期治療は10〜50万円程度が目安になります。装置の種類や通院回数、検査内容によって差が出ます。

2期治療の費用目安

2期治療は30〜90万円程度が目安になります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、選ぶ方法によって費用の考え方が変わることがあります。

1期治療と2期治療の費用の考え方

1期治療と2期治療を両方行うと総額が大きく見え、「最初から2期治療だけでよいのでは」と感じる方もいます。

ただ、1期治療であごのスペースを整えられると、将来的に永久歯を抜かずに済む可能性が高まったり、2期治療が短くなったり、場合によっては2期治療が不要になったりすることがあります。

一方で、すべての方が同じメリットを得られるわけではないため、費用だけで判断せず、検査結果を踏まえて「今やる意味があるか」を確認することが大切です。

小児矯正の医院選びのポイント

検査と診断を丁寧にする歯科医

小児矯正は年単位で通うことが多く、治療の質だけでなく「通いやすさ」や「説明の分かりやすさ」も結果に影響します。後悔しにくい選び方の視点を押さえておきましょう。

初回相談での説明の分かりやすさ

相談の段階で、検査をしなくても分かる範囲について、治療の大まかな流れや装置の候補、抜歯の可能性、期間と費用の考え方を丁寧に説明してくれるかは重要です。

質問しやすい雰囲気かどうかも、長い通院では大きな差になります。

検査と診断の丁寧さ

小児矯正は成長を見立てる治療でもあるため、レントゲンや写真、歯型など必要な資料を整えたうえで、分析と診断を行う体制があるかを確認すると安心です。

見た目だけでなく、噛み合わせやあごのバランスまで説明してくれると、治療の目的が理解しやすくなります。

無理な勧誘の有無

まだ迷っている段階で、強く契約を迫るような対応があると不安が残ります。複数の選択肢を示し、メリットだけでなくデメリットや限界も伝えたうえで、家庭の方針に合わせて決められる医院が望ましいです。

専門性の確認

小児矯正は、小児歯科の視点で虫歯予防や成長管理をしながら進めることもあれば、矯正歯科の視点で精密に歯やあごの位置を評価して進めることもあります。

どちらが良いかは一概に言えませんが、担当医が矯正や小児の分野でどのような研鑽をしているか、説明の中で確認できると安心材料になります。

通院の現実性とサポート体制

装置の不具合時に早めに診てもらえるか、土曜日など通いやすい枠があるか、子どもへの声かけやトレーニングのサポートがあるかも大切です。小児矯正は家庭での協力が必要になりやすいため、医院側が具体的なやり方を一緒に考えてくれるかを見ておくと良いでしょう。

小児矯正で知っておきたい注意点

人差し指を天に突き上げる少女

小児矯正は、治療そのものだけでなく、生活の中で装置を使い続けることが大切です。始める前に「つまずきやすい点」を知っておくと、途中で困りにくくなります。

お子さまのストレスへの配慮

低年齢から始める場合、お子さま自身が「なぜ必要なのか」を理解しきれず、通院や装置にストレスを感じることがあります。月に一回の通院でも年単位になると負担に感じやすいため、家庭での声かけが重要です。

たとえば、通院後に小さな楽しみを用意したり、できた日を一緒に確認したりすると、前向きに続けやすくなります。無理に叱るより、できたことを積み重ねる関わり方が結果的に治療を進めやすくします。

装着時間の重要性

取り外しできる装置は、つけている時間が短いと予定どおりに歯やあごが動きにくくなります。途中で「つけたくない」となる時期が来ることも珍しくないため、最初から完璧を目指すより、生活の中で装着を当たり前にする工夫が必要です。

装着が難しい日が続く場合は、家庭だけで抱え込まず、歯科医院に相談して装置の調整や目標設定を見直すことも大切です。

患者様の声

カウンセリングを受ける少女と女性看護師

矯正でこどもがお世話になっています。まだ始めて半年ほどですが、少しずつ歯並びがよくなっており嬉しく思っています。一度、診察して調整していただいた矯正が痛いと夜に言い出して困りましたが、学校帰宅してすぐに診ていただき調整もしていただけて、とても助かりました。 土曜日の診察も可能で、こどもを連れて行くのに選択できる時間帯が多く、とても助かっています。

怖がりのこどもがお世話になっています。女性の先生にいつも診察していただきますが、こどもにどのような治療を行うか優しく説明し、こどもに確認しながら治療してくださるので、こども自身も安心して治療を受けています。治療中もとても誉めてくださるので、とても嬉しいようです。今では自分から「歯医者さんに行きたい」と言って予約をせがまれるほど大好きです。歯科衛生士さんや受付の方もとても親切です。

まとめ

歯の模型を使って子供に説明する歯科医師

小児矯正は、成長期の力を活かして、永久歯が並びやすい土台を整えることを目的に行われます。

早い時期から取り組むことで、あごのバランスを整えやすくなったり、将来的に抜歯の可能性を下げられたり、歯みがきがしやすくなって虫歯リスクを減らせたりすることが期待できます。

また、指しゃぶりや口呼吸などの癖を見直すことは、治療後の後戻り予防にもつながります。

開始時期の目安は6歳から7歳頃ですが、受け口の傾向や癖の強さなどによっては、より早いチェックが役立つ場合もあります。治療期間や費用はお子さまの状態と治療方針で変わるため、まずは検査と相談で「今必要なこと」を確認するのが安心です。

小児矯正を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

当院は、0歳から100歳まで家族みんなで安心して通える歯医者を目指して診療を行っています。小児矯正・小児歯科や成人矯正、虫歯・歯周病治療やマタニティ歯科など、さまざまな分野に力を入れています。

当院のホームページはこちらWEB予約LINEの予約相談なども受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

奥村亮司

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