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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『オフィスホワイトニングとは?効果やメリット、費用相場まで解説』

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オフィスホワイトニングとは?効果やメリット、費用相場まで解説

こんにちは。兵庫県宝塚市の医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

オフィスホワイトニングで白い歯を手に入れた人

歯を白くしたいと考えたときに、多くの方がまず気になるのが、オフィスホワイトニングとは何か、どのくらい白くなるのか、痛みやデメリットはあるのか、といった点ではないでしょうか。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、サロンなどで行うセルフホワイトニングなど、いくつかの種類があります。その中でも、歯科医院で専門家が行う方法がオフィスホワイトニングです。

ここでは、オフィスホワイトニングとはどのようなホワイトニングなのか、その仕組みや効果、メリットとデメリット、施術の流れ、費用相場、注意点まで、順番にわかりやすく解説します。ご自身に合ったホワイトニング方法を選ぶための参考にしてください。

目次

オフィスホワイトニングとは

オフィスホワイトニングをしている女性

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う、歯の色を内側から明るくするホワイトニング方法です。

専用のホワイトニング薬剤を歯の表面に塗布し、専用のライトを照射することで、歯の黄ばみの原因となる色素を分解していきます。

使用する主な薬剤には、過酸化水素などの漂白成分が含まれています。これらの薬剤は濃度が高く、取り扱いには専門的な知識と技術が必要なため、国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士のみが使用できます。

市販のホワイトニング歯磨き粉や、サロンなどで行うセルフホワイトニングと比べると、オフィスホワイトニングは薬剤の濃度が高く、短期間での変化が期待できる点が大きな特徴です。ただし、効果の現れ方には個人差があります。

オフィスホワイトニングで歯が白くなる仕組み

オフィスホワイトニングで使用するシェードガイド

オフィスホワイトニングの特徴を理解するためには、まず歯がなぜ黄ばんで見えるのかを知っておくことが役立ちます。

歯が黄ばむ主な原因

日常的に口にするコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなどの色の濃い飲食物には、色素が多く含まれています。これらの色素は、ステインと呼ばれる汚れとして歯の表面に付着し、時間の経過とともに歯の一番外側にあるエナメル質の内部へと浸透していきます。

表面に付着した汚れであれば、歯のクリーニングや丁寧な歯磨きである程度落とすことができますが、エナメル質の内部にまで入り込んだ色素は、通常の歯磨きでは取り除くことが難しくなります。

その結果、歯が全体的に黄ばんで見えるようになります。

さらに、エナメル質の内側にある象牙質は、もともとやや黄色みを帯びた色をしています。加齢や歯ぎしり、強いブラッシングなどでエナメル質が薄くなると、その内側の象牙質の色が透けやすくなり、歯が黄ばんで見える原因となります。

オフィスホワイトニングで白く見えるメカニズム

オフィスホワイトニングで使用する過酸化水素などの薬剤は、エナメル質の内部に浸透し、黄ばみの原因となっている色素を酸化・分解していきます。

これにより、着色した分子が無色透明に近い状態へ変化し、歯の見た目の色が明るくなります。

また、薬剤の作用によってエナメル質の表面構造が変化し、すりガラスのような状態になることで、内側の象牙質の黄色みが透けにくくなると考えられています。この二つの作用により、オフィスホワイトニングでは歯の色調が全体的にトーンアップし、白く明るい印象に近づけることが期待できます。

オフィスホワイトニングのメリット

オフィスホワイトニングのメリットイメージ

オフィスホワイトニングには、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングにはない利点がいくつかあります。

即効性が高く、短期間で白さを実感しやすい

歯科医院で行うオフィスホワイトニングでは、高濃度の薬剤と専用ライトを組み合わせて使用するため、比較的短期間で歯のトーンアップを実感しやすい傾向があります。

個人差はありますが、早い方では1回の施術でも「少し明るくなった」と感じることがあります。理想の白さを目指す場合、多くの方は数回程度の施術を繰り返しながら調整していきます。

自宅で行うホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使うため、効果を実感するまでに通常2週間前後かかるといわれています。結婚式や成人式、就職活動、写真撮影など、期日が決まっていて早めに歯を白くしたい方にとって、オフィスホワイトニングの即効性は大きなメリットです。

自宅での手間が少なく、管理が不要

オフィスホワイトニングは、施術のすべてを歯科医院で完結できる方法です。ホームホワイトニングのように、ご自身でマウスピースに薬剤を入れて装着時間を管理したり、マウスピースを洗浄・保管したりする必要がありません。

1回あたりの施術時間は、カウンセリングやクリーニングを含めておおよそ30〜60分程度です。その時間だけ歯科医院に来院すれば、あとは歯科医師や歯科衛生士に任せることができます。

忙しくて自宅でのケアを継続する自信がない方や、細かな管理が苦手な方にも向いている方法といえます。

専門家による施術で、トラブル時もすぐ相談できる

オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が口腔内を確認しながら行います。薬剤がしみて痛みを感じた場合や、施術中に違和感が出た場合でも、その場ですぐに対応してもらえるため安心です。

また、施術前の診査で虫歯や歯周病、詰め物・被せ物の状態などもチェックします。問題が見つかった場合は、ホワイトニングの前に必要な治療を行うことで、より安全にホワイトニングを進めることができます。

高い審美性を目指しやすい

オフィスホワイトニングでは、ホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用できるため、回数を重ねることで、より高いレベルの白さを目指せる場合があります。

シェードガイドと呼ばれる色見本を使って、現在の歯の色と目標とする白さを確認しながら進めるため、変化を実感しやすい点もメリットです。

口腔内の健康チェックにもつながる

ホワイトニングを希望されて来院された方でも、実際にお口の中を拝見すると、初期の虫歯や歯周病、詰め物の不具合などが見つかることがあります。

オフィスホワイトニングでは、施術前に必ず口腔内の診査を行うため、こうしたトラブルの早期発見につながることがあります。

ホワイトニングをきっかけに定期的なメンテナンスに通うようになり、結果として虫歯や歯周病の予防にも役立つケースも少なくありません。

オフィスホワイトニングのデメリット・注意点

オフィスホワイトニングのデメリットイメージ

オフィスホワイトニングには多くのメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。

色戻りが比較的早い

ホワイトニングの効果は永久ではなく、時間の経過とともに少しずつ元の色に近づいていきます。オフィスホワイトニングは短期間で白くなりやすい反面、ホームホワイトニングと比べると色戻りが早い傾向があるとされています。

持続期間には個人差がありますが、一般的にはおよそ3〜6か月ほどで徐々にトーンダウンしていくケースが多いです。

コーヒーや赤ワイン、喫煙など、色素の強い飲食物や生活習慣の影響も受けるため、白さを保つには定期的なメンテナンスが必要になります。

通院が必要で、スケジュール調整が必要

オフィスホワイトニングは歯科医院でのみ受けられる施術のため、通院が必須です。

理想の白さを目指す場合、多くの方が数回程度の施術を受けるため、仕事や家事、学業などで忙しい方にとっては、通院の時間を確保することが負担に感じられる場合があります。

また、ホワイトニングは予約制としている歯科医院がほとんどです。希望の日時に予約が取りにくい場合もあるため、結婚式や就職活動など、期日が決まっている場合は、余裕を持って計画することが大切です。

一時的に歯がしみることがある

オフィスホワイトニング後に、冷たい飲み物や空気がしみるように感じる方がいます。これは薬剤がエナメル質に作用することで、歯が一時的に敏感になっているために起こる症状で、多くの場合は数時間から数日で落ち着きます。

ただし、もともと知覚過敏がある方や、歯にヒビが入っている方、虫歯がある方では、症状が強く出ることがあります。

事前の診査でこうしたリスクを確認し、必要に応じて薬剤の濃度や照射時間を調整したり、知覚過敏用の薬剤を併用したりして対応します。

光線アレルギーなど、体質によっては受けられない場合がある

オフィスホワイトニングでは、薬剤を塗布した後に専用のライト(ブルーライトやLEDなど)を照射して薬剤の反応を促進する方法が一般的です。

光に対してアレルギー反応が出る光線過敏症・光線アレルギーの方は、ライト照射を伴うホワイトニングが適さない場合があります。

また、膠原病、無カタラーゼ症、重度の喘息、心臓疾患でペースメーカーを使用している方など、一部の全身疾患がある場合には、ホワイトニング自体を控えた方がよいケースもあります。

現在治療中の病気がある方は、必ず主治医と歯科医師の双方に相談してください。

白くなりにくい歯・白くならない歯がある

オフィスホワイトニングは、天然の歯のエナメル質に作用する方法です。そのため、神経を取っている歯(失活歯)、重度のテトラサイクリン歯、エナメル質が極端に薄い歯などは、白くなりにくい、あるいは期待したほどの変化が出にくいことがあります。

また、差し歯やセラミック、レジンなどの人工の歯は、ホワイトニング剤では色が変わりません。前歯に被せ物が多い場合などは、ホワイトニング後に色の差が目立つことがあるため、被せ物の再製作を含めたトータルな治療計画が必要になることもあります。

口腔内の状態によっては、すぐに始められないことがある

虫歯や歯周病がある状態でオフィスホワイトニングを行うと、薬剤が患部にしみて痛みが強く出たり、症状が悪化したりするおそれがあります。

そのため、診査の結果、先に虫歯治療や歯周病治療、クリーニングなどを優先する必要があると判断される場合があります。

特に、結婚式や面接などの予定が決まっている場合は、直前ではなく、数か月前から余裕を持って歯科医院に相談しておくことをおすすめします。

オフィスホワイトニングが向いている人・向かない人

オフィスホワイトニングが向いているか向いていないか考える女性

オフィスホワイトニングが自分に合っているかどうかを判断するために、向いているケースと注意が必要なケースを整理しておきましょう。

オフィスホワイトニングが向いている人

短期間で歯を白くしたい方には、オフィスホワイトニングが向いています。結婚式や成人式、就職活動、同窓会、写真撮影など、期日が決まっているイベントを控えている場合、ホームホワイトニングよりもスピーディーに変化を実感しやすいからです。

自宅でのケアを毎日続けるのが苦手な方にも適しています。

マウスピースの装着時間を管理したり、薬剤を扱ったりする必要がなく、通院時にすべての処置が完結するため、ライフスタイルに合わせて通院の予定だけ立てればよいという点がメリットになります。

また、歯科医師や歯科衛生士に任せて施術を受けたい方、歯がしみるのが心配で専門家の管理のもとで進めたい方にも、オフィスホワイトニングは選択肢となります。

オフィスホワイトニングが向かない、慎重に検討したい人

通院の時間を確保することが難しい方や、仕事の都合で定期的な予約が取りにくい方は、オフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングの方が続けやすい場合があります。

色戻りしにくさを最優先したい方や、できるだけコストを抑えて長期的に白さを維持したい方も、ホームホワイトニングやオフィスとホームを併用するデュアルホワイトニングを検討するとよいでしょう。

妊娠中・授乳中の方、未成年の方、特定の全身疾患がある方、光線アレルギーのある方などは、オフィスホワイトニングを控える、あるいは主治医と相談したうえで慎重に判断する必要があります。

該当する可能性がある場合は、必ず事前に歯科医師に申し出てください。

ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングとの違い

ホームホワイトニングする男性の口元

ホワイトニングには、オフィスホワイトニング以外にも、自宅で行うホームホワイトニング、両方を組み合わせるデュアルホワイトニングがあります。

それぞれの特徴を知っておくと、ご自身に合った方法を選びやすくなります。

ホームホワイトニングとの違い

ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した専用のマウスピースに低濃度のホワイトニングジェルを入れ、自宅で一定時間装着する方法です。

一般的には1日1〜2時間ほど装着し、それを2週間前後続けることで、少しずつ歯を白くしていきます。

オフィスホワイトニングと比べると、ホームホワイトニングは効果が現れるまでに時間がかかる一方で、歯の内部までじっくり薬剤が浸透するため、白さが長持ちしやすいといわれています。

また、自宅で好きな時間に行えるため、通院回数を減らしたい方にも向いています。

一方で、マウスピースや薬剤の管理、装着時間の自己管理が必要であり、毎日のケアを継続することが難しいと感じる方もいます。

デュアルホワイトニングとの違い

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。歯科医院で短期間にトーンアップを図りつつ、自宅でのホームホワイトニングで白さを安定させ、持続期間を長くすることを目指します。

オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性の両方を取り入れられるため、「できるだけ早く白くしたいが、色戻りも抑えたい」という方に適した方法です。

その分、トータルの費用や手間は増える傾向にありますが、仕上がりと持ちのバランスを重視する方には有力な選択肢となります。

どの方法が最適かは、希望する白さ、いつまでに白くしたいか、予算、通院のしやすさ、生活スタイルなどによって変わります。

オフィスホワイトニングの流れ

オフィスホワイトニングのカウンセリング

ここでは、宝塚ライフ歯科・矯正歯科で一般的に行っているオフィスホワイトニングの流れをご紹介します。歯科医院によって細かな手順は異なりますが、大まかな流れは共通しています。

1. カウンセリングと口腔内チェック

まずは、現在の歯の色や気になっている点、希望する白さ、いつまでに白くしたいかなどを伺います。そのうえで、ホワイトニングの仕組みやメリット・デメリット、想定されるリスク、費用などについて説明します。

続いて、お口全体の状態を診査します。虫歯や歯周病、知覚過敏の有無、詰め物・被せ物の状態、歯並びなどを確認し、オフィスホワイトニングが適しているかどうかを判断します。必要に応じて、レントゲン撮影や写真撮影を行うこともあります。

2. 現在の歯の色の記録と目標設定

シェードガイドと呼ばれる色見本や写真を用いて、現在の歯の色を確認・記録します。そのうえで、どの程度の白さを目指すかを相談し、無理のない範囲で目標を設定します。

もともとの歯の色や歯質によって、到達できる白さには個人差があるため、この段階で現実的なゴールを共有しておくことが大切です。

3. 歯のクリーニング

歯の表面に歯石やプラーク、着色汚れが残っていると、ホワイトニング剤が均一に浸透せず、色むらの原因になります。そのため、ホワイトニングの前に専用の器具やペーストを使って歯のクリーニングを行い、表面の汚れを丁寧に取り除きます。

4. 歯茎や唇の保護

ホワイトニング剤が歯茎や唇、頬の粘膜に付着すると、刺激によって炎症やただれが起こることがあります。これを防ぐために、歯茎の上に保護材を塗布したり、唇や頬を専用の器具で保護したりして、薬剤が触れないように準備を行います。

5. 薬剤の塗布とライト照射

準備が整ったら、ホワイトニング剤を歯の表面に均一に塗布します。目を保護するゴーグルやサングラスを装着したうえで、専用のライトを一定時間照射し、薬剤の反応を促進します。

照射時間や回数は、使用する薬剤や機器、歯の状態によって異なりますが、1回の来院で数回の塗布と照射を繰り返すことが一般的です。

施術中にしみる感じが強い場合は、歯科医師・歯科衛生士が状況を確認し、薬剤の量や照射時間を調整します。

6. 薬剤の除去と仕上がりの確認

所定の時間が経過したら、ホワイトニング剤を丁寧に洗い流し、歯の表面をきれいにします。その後、シェードガイドや写真を用いて施術前後の色の変化を確認します。

希望の白さにどの程度近づいたかを一緒に確認し、必要に応じて次回以降の施術計画や、ホームホワイトニングの併用などについてご相談します。

最後に、当日以降の注意点やご自宅でのケア方法について説明して終了となります。

オフィスホワイトニング後の過ごし方とメンテナンス

オフィスホワイトニング後の注意点イメージ

オフィスホワイトニングの効果をできるだけ長く保つためには、施術後の数日間の過ごし方と、その後のメンテナンスが重要です。

施術直後〜48時間の注意点

ホワイトニング直後の歯の表面は、エナメル質を覆っているペリクルという薄い膜が一時的に剥がれた状態になっており、色素を取り込みやすくなっています。

ペリクルはおよそ24〜48時間かけて再生するといわれているため、この期間は特に着色しやすい飲食物や嗜好品を控えることが大切です。

具体的には、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどの色の濃い飲み物や、カレー、トマトソース、ビーフシチュー、チョコレート、キムチ、ベリー系の果物、醤油を多く使った料理などは控えめにしましょう。

喫煙も、ヤニによる着色の原因となるため、少なくとも24時間は避けることをおすすめします。

一方で、水や牛乳、白米、パン、チーズ、白身魚、鶏肉、卵料理、クリームシチューなど、色の薄い飲食物は比較的安心して摂ることができます。

毎日の歯磨きを丁寧に行う

ホワイトニング後も、着色の原因となるステインは日々少しずつ蓄積していきます。効果を長持ちさせるためには、毎日の歯磨きを丁寧に行い、プラークや着色汚れをためないことが重要です。

歯ブラシは毛先の開いていないものを使用し、力を入れすぎず、小刻みに動かして磨きます。ホワイトニング後は歯が一時的に敏感になっていることがあるため、研磨剤の少ない歯磨き粉や、知覚過敏用の歯磨き粉を選ぶと負担を減らせます。

定期的なクリーニングと再ホワイトニング

オフィスホワイトニングの白さを維持するためには、歯科医院での定期的なクリーニングが有効です。歯石やバイオフィルム、表面の着色をプロの手で取り除くことで、ホワイトニング直後のようなツヤと透明感を保ちやすくなります。

色戻りのスピードには個人差がありますが、多くの方では3〜6か月ほどで少しずつトーンダウンしていく傾向があります。

白さをキープしたい場合は、3〜6か月ごとにメンテナンス目的のオフィスホワイトニングや、ホームホワイトニングによるタッチアップを行う方法もあります。

痛みや違和感があるときは早めに相談を

ホワイトニング後に歯がしみる、違和感があるといった症状は、一定程度みられる一時的な反応です。

多くの場合、数時間から数日で自然に落ち着きますが、強い痛みが続く場合や、冷たいものだけでなく常温のものでもしみる場合などは、虫歯や歯のヒビ、歯茎の炎症など、別の原因が隠れていることもあります。

気になる症状があるときは、我慢せずに早めに歯科医師に相談してください。状況に応じて、知覚過敏を抑える処置や、必要な治療を行ったうえで、今後のホワイトニング計画を一緒に考えていきます。

オフィスホワイトニングの費用相場

オフィスホワイトニングの費用相場のイメージ

オフィスホワイトニングは見た目を整えることを目的とした審美的な治療にあたるため、健康保険は適用されません。自由診療となるため、費用は歯科医院ごとに異なります。

一般的な相場としては、1回あたりおよそ2万円前後から8万円程度までと幅があります。使用する薬剤やライトの種類、施術範囲(前歯のみか、奥歯まで含めるか)、1回の照射時間や回数、クリーニングやコーティングなどのオプションの有無によっても費用は変動します。

理想とする白さや、もともとの歯の色・歯質によって必要な回数は異なりますが、多くの方は数回程度の施術を受けながら、少しずつ目標の白さに近づけていきます。

そのため、1回あたりの費用だけでなく、トータルでどのくらいの費用がかかりそうかを事前に確認しておくことが大切です。

オフィスホワイトニングに関するよくある質問

オフィスホワイトニングに関するよくある質問のイメージ

オフィスホワイトニングを検討される方から、よくいただくご質問とその回答をまとめました。

オフィスホワイトニングは歯に悪影響はありませんか?

歯科医院で適切な診査・診断のもとに行うオフィスホワイトニングは、現在までの研究や臨床経験から、歯に大きな悪影響を与えるものではないと考えられています。

ただし、薬剤の濃度や照射時間が適切でない場合や、虫歯・歯周病などの治療が必要な状態で無理に行った場合には、しみや痛みが強く出ることがあります。

歯科医師の管理のもとで、口腔内の状態に合わせて薬剤や照射条件を調整することが重要です。また、一時的に歯が敏感になることはありますが、多くの場合は時間の経過とともに落ち着きます。

どのくらい白くなりますか?

どの程度まで白くなるかは、もともとの歯の色や歯質、着色の原因、年齢、生活習慣などによって大きく異なります。そのため、「何段階必ず白くなる」といったお約束はできません。

一般的には、数回の施術でシェードガイド上で数段階程度のトーンアップを実感される方が多いですが、重度の変色歯やテトラサイクリン歯などでは、変化が緩やかになることもあります。

初回のカウンセリング時に、現在の状態を拝見したうえで、到達可能な目安についてご説明します。

施術中や施術後に痛みはありますか?

施術中や施術後に、歯がしみるような感覚が出る方が一定数いらっしゃいます。これは薬剤がエナメル質に作用することで、一時的に歯が敏感になっているために起こるもので、多くの場合は半日から数日以内におさまります。

しみる症状が出た場合は、照射時間を短くしたり、薬剤の濃度を調整したり、知覚過敏を抑える薬剤を併用したりして対応します。

もともと知覚過敏がある方は、事前にお申し出いただければ、より慎重に計画を立てることができます。

オフィスホワイトニングは保険適用になりますか?

オフィスホワイトニングは、見た目の改善を目的とした審美的な処置に分類されるため、健康保険の適用外です。すべて自由診療となり、費用は歯科医院ごとに異なります。

虫歯治療や歯周病治療などの保険診療と同日に行う場合でも、ホワイトニング部分の費用は自費扱いとなります。

妊娠中・授乳中でもホワイトニングはできますか?

妊娠中や授乳中の方に対するホワイトニング剤の安全性については、十分なデータが蓄積されていないため、多くの歯科医院では妊娠中・授乳中のホワイトニングを控えるようにしています。

胎児や乳児への影響が完全に否定できない段階であることから、原則として出産・授乳終了後にホワイトニングを検討することをおすすめします。

未成年でもオフィスホワイトニングは受けられますか?

歯の成熟度やエナメル質の厚みなどを考慮し、多くの歯科医院では15〜18歳未満の方へのホワイトニングは慎重に判断しています。

年齢制限の基準は医院によって異なりますが、未成年の場合は保護者の同意が必要となることが一般的です。具体的な適応年齢については、事前にお問い合わせください。

患者様の声

患者様の声

当院で治療を受けた方の口コミをご紹介します。

ホワイトニングとセラミック治療を受けた方の口コミ

知人の紹介で来院しました。ホワイトニングとセラミックの治療をして頂き大変綺麗に治して頂いて大満足です。

先生もスタッフさんも明るく皆さん話しやすい雰囲気で細かいことまで相談にのって頂いて安心して治療を受けられました。ありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。

ホワイトニングを受けた方の口コミ

歯のホワイトニングもかねて定期的に診てもらっています。終わったあとはすっきり。鏡を見るのが楽しくなります。赤ワインのせいで歯の着色に悩んでいましたが、心配なく飲めるようになりました。

まとめ

オフィスホワイトニングで白い歯を手に入れた人

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングで、高濃度の薬剤と専用ライトを用いて歯の黄ばみの原因となる色素を分解し、短期間で歯を白く見せることを目指す方法です。

即効性が高く、自宅での手間が少ないこと、専門家の管理のもとで安全性に配慮しながら進められることが大きなメリットです。

一方で、色戻りが比較的早いこと、通院が必要なこと、一時的に歯がしみることがあること、体質や口腔内の状態によっては適さない場合があることなど、事前に理解しておくべき点もあります。

ホームホワイトニングやデュアルホワイトニングと比較しながら、ご自身の希望する白さ、いつまでに白くしたいか、予算やライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

宝塚ライフ歯科・矯正歯科では、カウンセリングで現在の歯の状態やご希望を丁寧に伺い、オフィスホワイトニングをはじめとするさまざまなホワイトニング方法の中から、その方にとって最適なプランをご提案しています。

オフィスホワイトニングについて詳しく知りたい方や、自分に合った方法を相談したい方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

当院は、0歳から100歳まで家族みんなで安心して通える歯医者を目指して診療を行っています。小児矯正・小児歯科や成人矯正、虫歯・歯周病治療やマタニティ歯科など、さまざまな分野に力を入れています。

当院のホームページはこちらWEB予約LINEの予約相談なども受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

奥村亮司

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